当社では、全道各地に有する事業所において、積極的な社員採用やシニア雇用を継続することで、地域経済への貢献に尽力しています。また、当社での経験を活かして関連グループで継続して働くことができる機会を創出しています。さらに、今後は新たなビジネスを創造し、それに伴って多様な人材の雇用機会の拡大に取り組みます。
伊藤忠エネクスホームライフ株式会社は事業を通じてサステナビリティ課題を解決し
SDGs(国連の持続可能な開発目標)の達成に貢献して参ります
[People, Planet, Prosperity, Peace, Partnership]
人間、地球、豊かさ、平和のための目標であり、国際社会のパートナーシップにより実現をめざします。
すべての人の人権が尊重され、尊厳をもち、平等に、潜在能力を発揮できるようにする。
貧困と飢餓を終わらせ、ジェンダー平等を達成し、すべての人に教育、水と衛生、健康的な生活を保障する
当社では、全道各地に有する事業所において、積極的な社員採用やシニア雇用を継続することで、地域経済への貢献に尽力しています。また、当社での経験を活かして関連グループで継続して働くことができる機会を創出しています。さらに、今後は新たなビジネスを創造し、それに伴って多様な人材の雇用機会の拡大に取り組みます。
当社では、全道各地にLPガス・灯油の施設を所有しており、そのインフラを有効的に活用して安定的なエネルギーを家庭へ供給しています。エネルギーを安定的にお届けすることで、調理に欠かせない炎をつくり皆さまの食生活を支えています。また、災害備蓄品の入替時期には、期限前の食品をフードバンク団体に寄贈し、食品ロスを防止しています。
当社では、病院や福祉施設へのLPガス・灯油の供給を通じて、施設利用者が快適に医療や福祉サービスを利用できるような環境の構築に貢献しています。また、社員とその家族に対する定期的な健康診断の実施や、法人契約しているスポーツクラブ利用料の一部補助、健康増進法に則った受動喫煙防止対策を実施し、健康的に働くことができる環境を整えています。
当社では、社会貢献活動として道内の保育園や幼稚園において「食育・火育」活動を実施しています。当活動では、箸の使い方やあいさつなどの礼儀作法、家庭生活に深くかかわる炎の存在を通して、食べ物と炎の大切さを子供たちに伝えています。また、当社の事業を体験することにより、子供たちが将来の夢について考え、豊かな育ちを促進するイベントに参加しています。
当社では、社内での「さん」付け運動を行うことで、役職・年齢に関係なく自由に意見を言える雰囲気づくりをしています。また、全ての社員に対して育児休業の取得を促進するとともに、性別による業務の固定概念意識を払拭し、平等な労働環境の実現に努めています。
グループ会社全体で女性活躍推進チームを発足し、年齢・性別・価値観などの違いを受け入れ、更なる女性の採用と活躍の推進を目指しています。
当社では、エネルギー事業において、LPガス・灯油・電気の販売のみならず、キッチン・バス・トイレなど水回りのリフォーム事業を行っています。毎日の暮らしの「当たり前」を「より人と環境に優しい」へシフトするご提案をしています。
すべての人が豊かで充実した生活を送れるようにし、自然と調和する経済、社会、技術の進展を確保する
当社では、省エネで環境に優しい商品の提案をすることで、地球温暖化防止に寄与しています。また、LPガスは化石燃料の中でも天然ガスとともにCO2排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンであり、供給体制が万全な分散型エネルギーであることから、地域の皆様の豊かな暮らしを継続的にかつ安定的に支えます。
さらに、当社の営業所では2023年4月から、LPガスの生産から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスがカーボンオフセットされた、カーボンニュートラルLPG(CN-LPG)を使用することでクリーンな環境づくりに貢献しています。
当社では、働き方改革の一環として年次有給休暇、各種休暇取得の促進など、社員の多様な働き方の実現を意識した取り組みを行っています。また、業務の標準化・平準化をすることにより、社員の不安解消へ繋げる取り組みを実施しています。
さらに多様性のある働き方にシフトするため、本業とは異なるフィールドで新たな技術やノウハウなど知見を習得できる在籍型出向制度を取り入れることにより、社員・会社双方がさらに発展・成長することを目指しています。
当社では、LPガス自動検針システムや灯油配送管理システムなどのIoTを促進して、残量監視や集中監視を行っています。これにより効率的で安心・安全なエネルギーの供給に努め、デジタル化を推進することで新たなサービスの提供を目指しています。
当社グループでは、オンラインを積極的に活用し、地方にいながら本社の業務を行う地方分散型の仕組みを取り入れています。これにより会社の機能を大都市に集中させずに、様々な働き方を選択できることで、地方活性化に貢献してまいります。また、盲導犬協会へ寄付を行うことにより、盲導犬育成や視覚障がい者の方の生活の質向上に貢献しています。
当社では、災害時に強いLPガスの特性と全道各地にある施設を活かし、有事の際にも安定した供給を行い、社会インフラとしての機能を果たしています。また日頃から非常事態を想定した避難訓練を実施し、緊急時においても迅速な対応が実現できるように体制を構築しています。
責任ある消費と生産、天然資源の持続可能な管理、気候変動への緊急な対応などを通して、地球を破壊から守る
当社では、紙媒体の削減を目的としたデジタル化を進めており、社内の申請書や帳簿、LPガスの定期点検調査票などの電子化を進めています。また、お客様への請求書も当社ポータルサイトや公式LINEを通じてお知らせし、お客様情報をデータとして管理することで情報を扱う責任も同時に果たしています。また、使用済のガスメーターやLPガス容器は鉄スクラップ専門の業者へ回収依頼することで、リサイクルに寄与しています。
当社では、災害時においても事業が継続できるように、緊急時の検証訓練や代替拠点の整備を定期的に実施しています。また、当社事業所への太陽光パネル設置による自家発電や待機時間帯の照明機器消灯により、環境負荷低減に努めています。
当社では、所有する灯油センターにおいて灯油の販売を行っています。その油が漏洩し川や海へ流れることのないように、灯油センターでは分離槽を設置して排水の質を保っています。また、タンク埋設後40年を迎えた地下タンクは二重殻への変更や、高精度な油面計を設置することで漏洩を未然に防ぐほか、法律に定められた点検を徹底して実施しています。
当社では、営業車にドライブレコーダーを設置することで、急発進やアイドリングなどによる燃料の消費を抑制し、省エネ運転を励行しています。また、ディーゼルエンジンから排出されるガスをきれいにするために必要不可欠なアドブルー(高品位尿素水)を販売しています。さらに、事務所で出たシュレッダーごみを地域の振興局に寄贈し、牛のベッドとして再利用しています。
すべての人が豊かで充実した生活を送れるようにし、自然と調和する経済、社会、技術の進展を確保する
当社では、コンプライアンス体制を構築し、あらゆる形態における社員の不正を未然に防止することで、企業としての社会的責任を果たしています。また、社内教育の徹底をはかり、コンプライアンス違反や各種ハラスメント行為を「しない・させない」環境を整備し、社員が安心して働くことができる職場を目指しています。
政府、民間セクター、市民社会、国連機関を含む多様な関係者が参加する、グローバルなパートナーシップにより実現をめざす
当社では、販売店とのパートナーシップとして運営している「エネクス会」を通じ、共に食育活動などのイベントを実施し、高効率で環境に優しい商品の販売を促進することにより、地域社会に貢献しています。また、同業他社様とアライアンス契約を結び、共同で燃料センターを利用、配送協力することにより、業務の効率アップと燃料削減に取り組んでいます。